地域の注目プロジェクトやいきいき活動している人たちを、関係人口ライターがレポートしました。

釣り人発信から始まり、地域の方もみんなでゴミ拾い。静岡フィッシングボランティアグループが作ってきた景色とここから

釣り人発信から始まり、地域の方もみんなでゴミ拾い。静岡フィッシングボランティアグループが作ってきた景色とここから

毎月第2日曜日の朝1時間。釣り人のマナー向上と静岡の海を守る為、地元の釣りチームが中心となり、静岡フィッシングボランティアグループの仲間たちが各地の海で清掃活動を行っています。

清掃活動は、沼津フィッシングボランティアとしてスタートして今年で3年目。現在は県内3箇所で同時に開催されているのですが、さらにすごいのは、しまなみや宮古島など、静岡だけに留まらず全国でも開催されていること!100名近くの方が参加をされる回もあるなど、その活動は確実に広がり続けています。

今回は発起人であり、静岡フィッシングボランティアグループの代表も務める山田桂司さんに、立ち上げた経緯や活動の様子、ここからのお話を伺いました。

東部

環境

静岡フィッシングボランティアグループ

掛川市・西郷地区発。20代の若手理事長が牽引する『わくつなプロジェクト』

掛川市・西郷地区発。20代の若手理事長が牽引する『わくつなプロジェクト』

掛川市西郷地区で防災や環境問題に取り組むNPO法人『WAKUWAKU西郷』を関係人口ライターのJUNK itamuraが取材しました。

「自分が歳をとった時にも、あたたかな町で在り続けて欲しいので。」
そのような想いを抱きながら女性目線や子育て世代の防災などの企画実施している『わくつなプロジェクト』をご紹介します。

西部

まちづくり

NPO法人 WAKUWAKU西郷

自転車の文化を根付かせたい! オリンピック選手も集う西伊豆の拠点に

自転車の文化を根付かせたい! オリンピック選手も集う西伊豆の拠点に

昨年の夏、静岡県では伊豆ベロドローム、伊豆MTBコース、富士スピードウェイがそれぞれ、「東京2020オリンピック・パラリンピック」の自転車競技の会場となり、大いに盛り上がりを見せました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、海外・県外からの観光客は少なく、当初の期待を下回りましたが、「自転車でまちづくり」を掲げる静岡県東部エリアにとっては世界に伊豆の良さを発信するチャンスとなりました。

沼津市の駿河湾に面し、海と山に囲まれた静浦東エリアを拠点に活動する「NPO法人カケルバイク」にとっても、オリンピック・パラリンピックの開催は大きな契機となり、団体の活動を後押ししました。
サイクルステーションの運営や自転車関連のイベントを手掛けるカケルバイク代表の小野剣人さんに、団体の活動や自転車の魅力などを、小野さんが営むサイクルカフェ「チェレステカフェ」で伺いました。

東部

文化・芸術・スポーツ

NPO法人カケルバイク

日本一心踊る出会いが起こる場所。地域の未来を作る人を作る「みしま未来研究所」

日本一心踊る出会いが起こる場所。地域の未来を作る人を作る「みしま未来研究所」

みしま未来研究所は、コワーキング、レンタルスペース、そしてカフェと3つの機能をもつ、三島駅から徒歩10分の場所にある複合施設です。

立ち上げ時から大事にしている「地域の未来を作る人を作る」をベースにもちつつ、「日本一心踊る出会いが起こる場所」という、もうひとつの旗を立てることに決めたと話してくれたのは、事務局を務める近松さん。

現在一緒に運営に携わる「会員」と呼ばれるメンバーは40名以上。大学生から50代以上の方まで、職業も年齢も違う仲間が集います。
近松さん自身も、みしまびとでの出会いによって、人生が大きく変わったひとりなんだそう。

会員メンバーになって一緒に運営をしていく以外にも、施設内のカフェでボランティア店員をする、朝活などのイベントに参加をするなど、自分に合ったみしま未来研究所と関わり方を選べることも特徴のひとつ。

まずは一度、日本一心踊る出会いが起こる場所、みしま未来研究所へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

東部

まちづくり

NPO法人みしまびと

「野菜は自然語のかたまり」。無農薬無化学肥料農業をつらぬくホールアース農場が大切にしている「伝える農業」とは

「野菜は自然語のかたまり」。無農薬無化学肥料農業をつらぬくホールアース農場が大切にしている「伝える農業」とは

富士宮で1982年から活動を行っているホールアース自然学校。キャンプなどの自然体験プログラムはもちろん、2011年にホールアース農場を設立。2.5ヘクタールの畑では、無農薬、無化学肥料でお米と80種類近い野菜作りを行っています。

東部

交流・体験

ホールアース自然学校

地域の強みや課題を見直す機会に。世代を超えた交流が活性化

地域の強みや課題を見直す機会に。世代を超えた交流が活性化

倉真地区は掛川市の北東部に位置する中山間地域。戸数470戸、人口1600人ほどの集落です。人口減少と高齢化が進み、かつて500人いた倉真小学校の児童数は、令和4年度には52人にまで減少する見込みです。複式学級が目前に迫るなか、倉真地区まちづくり協議会では関係人口拡大につながる事業を主軸に活動しています。

本記事では、ふじのくに関係人口創出・拡大のモデル事業として令和3年度にスタートした「静岡県に山村留学を!倉真地区の魅力を活かした関係人口の取り組み」について、倉真地区まちづくり協議会の横地静雄さんと原田淳子さん、「里山留学」 in 静岡の天野多美子さんと橋本貢さんにお話をうかがいました。

西部

倉真地区まちづくり協議会

外からの視点で気づいた新たな価値。プロジェクトの成功の秘訣は相互に幸せであること。

外からの視点で気づいた新たな価値。プロジェクトの成功の秘訣は相互に幸せであること。

2013年、大学生と若手社会人を中心に立ち上げたNPO法人ESUNE。あらゆる主体と連携・協働したさまざまなプロジェクトの創出、コーディネートを通じて、一人ひとりが持つ可能性と、あらゆる組織が持つ可能性を引き出し、未来社会を想像・創造することをミッションにしています。
ふじのくに関係人口創出・拡大モデル事業(以下、県の事業)で取り組んだ「ふじのくにに新しい風景を。新風景のつくり手・支え手プロジェクト」の中でも、大きな成果をあげた「むかし田舎体験 水車むら」の取り組みについて、副代表の斉藤雄大さんにお話を伺いました。

中部

まちづくり

NPO法人ESUNE

原点はゴミ拾い?!目的も儲けもなくていい。まずは人と人をつなげる“場”を創る

原点はゴミ拾い?!目的も儲けもなくていい。まずは人と人をつなげる“場”を創る

「場を創り、人をつなげ、事を成す」をミッションに掲げ、2008年に伊豆市天城で発足したNPOサプライズ。場のプロデュースや人材育成、地域のプラットフォーム構築など、活動内容は多岐にわたりますが、その原点は「ゴミ拾い」にあると言います。
NPOサプライズの代表を務める飯倉清太さんに、立ち上げの経緯や活動内容、注目のモデル事業についてお話を伺いました。

中部

まちづくり

NPOサプライズ

芸術祭を入り口とした関係人口をネットワーク化し、新しい地域の姿を共に創る

芸術祭を入り口とした関係人口をネットワーク化し、新しい地域の姿を共に創る

2011年に静岡県島田市にて「人が元気な島田のまちづくりに寄与すること」を目的として設立されたNPO法人 クロスメディアしまだ。静岡県中部地域における地域振興や地域づくりを主な事業として展開しています。
地域情報誌「cocogane」の発行をはじめ、子ども向け社会教育事業の実施など、行政や地域団体と連携を強化しながら、地域づくりの中核としての役割を担っています。
2021年に11期を迎えるにあたり、今後10年を「地方芸術祭」を軸とした文化・芸術による「関係人口」の拡大に取り組む「アートNPO」を方針として掲げています。
本記事では、クロスメディアしまだの理事を務める兒玉絵美さんに、「地域コレクティブ ART DROPS」の立ち上げの経緯や実際の活動内容についてお話を伺いました。

中部

文化・芸術・スポーツ

NPO法人 クロスメディアしまだ

熱海の活性化を起点に地域の課題を企業と解決

熱海の活性化を起点に地域の課題を企業と解決

『100年後も豊かな暮らしができるまちをつくる」というテーマを標榜し、2011年に熱海で株式会社machimoriが設立されました。発足したのは、代表を務める熱海出身の市来広一郎さん。生まれ育った熱海商店街の活気が無くなってしまっていることを危惧し、2008年にNPO法人atamistaを立ち上げ、まずは熱海に住んでいる人や別荘で暮らしている人々に対して、熱海での暮らしの満足度を上げていくことから着手していきました。熱海商店街の活性化事業をきっかけに、地域で暮らしていると気づけない地域の良さを事業に参加している地域外の参加者に発見してもらいながら、地域の課題を解決する取り組みを開始しました。今回はmachimoriが運営しているコワーキングスペース「naedoco」で、伊奈沙織さんにお話を伺いました。

東部

まちづくり

株式会社machimori