
モデル的な取組
関係人口創出・拡大のモデル的な取組を紹介
静岡県は、地域づくり団体と中間支援組織の連携により、
関係人口を戦略的に獲得し、地域づくり活動を盛り上げるモデルづくりに取り組みました。
関係人口を切り口に、地域の内と外が関わる仕掛けをつくる5団体の取組を紹介します。
皆さんの地域づくり活動の参考にしてください。
●令和4年3月4日 静岡県関係人口モデル報告会を開催
▼報告会当日の全動画はこちら
●令和3年6月16日 関係人口創出・拡大モデル創出業務がスタート
●令和3年4月12日 関係人口モデル事業を公募


日本の少子高齢化が進む中、少ない人数の中から さまざまな地域が若い世代を取り合う形になっている現状。 その中で移住者を増やすことではなく 定期的に下田に訪れ、いわゆる観光ではない関わり方を する人(関係人口)を増やすことにフォーカスしました。 まずは来てもらう、知ってもらうことからですが そのための施策の企画や、運営を行なっております。

①約300坪の「十湖池ビオトープ」(浜松市東区豊西町1870)を維持管理し、地域の方々に自然と生き物にふれることの出来る場所を提供。 ②十湖池ビオトープで市民の方々を集めて自然体験イベントを開催。 ③十湖池ビオトープにて、絶滅危惧種の魚類を保護。 ④令和4年度より、市民の方々に植樹体験をしていただいています。 ⑤郷土の偉人、俳人の松島 十湖 の事績を紹介&啓蒙。 これらの活動を通して、地域の自然と文化を守ることを目標としています。

地元まちづくり検討会議で策定された「まちづくりビジョン」の実現を目指し、まちづくりの担い手として、産学官民と連携し にぎわい、魅力度、住みやすさアップ、地域課題の解決等 まちづくり活動の相乗効果を生み出す団体です。

伊豆半島における休耕田をお借りして、広く一般に参加を呼びかけ、稲作体験会を開いています。育てるお米は、昔ながらの品種改良されていない「朝日米」「亀の尾」「農林22号」で、農薬、肥料、除草剤を使用しない自然栽培です。種籾の選別や消毒から種まき、田植え、草取り、稲刈りまで、できるだけ手作業で行ない、天日干しで仕上げます。食の大事さ、安全性について、あるいは日本の伝統的な暮らしについて、さまざまな学習の機会をつくっています。

地域振興に住民自らが積極的に取り組む機会をつくり、社会参加しつつ活動することで生きがいややりがいを生み出していくことを目指している。 活動方針として、1)地域資源の発掘と活用、2)地域特有の伝統文化を活かした古里創生、3)地域環境の保全を柱として活動を展開しています。

静岡県沼津市で、環境に寄り添い、「もの」や「人」を循環させて よりよい生活のしくみを考える「循環工場」です。 ① 古材、古物の取り扱い:古き良き物を大事に使ってくださる方に循環する場 ・不要になった古物、古材の回収と販売 ・古材、古物のを使ったオリジナル製品の販売(予定) ② ワークショップスペース:知識や技術を伝授し循環する場 ・講師を招いて定期的に様々なワークショップをおこないます。 ・循環マーケット:一般の方が不要な物を自由に売り買いする場。(物々交換もOK) ・古本交換:循環ライブラリーにある本1冊と自分が持参した本2冊と交換できます。 ・レンタルギャラリーやポップアップストア、パフォーマンス会場としても使えます。 ③ カフェスペース:環境に配慮した生産物を扱い心身共に癒しを得られる場 ・オーガニックやフェアトレード製品を扱う ・オーガニック野菜の販売 ・地域の方の居場所として利用 ・可能な限りゼロウェイストを目指す ④ エネルギーの自給:エネルギーの循環を学び体感する場 ・工場内の電力は全て自然エネルギーで自給 ・太陽光パネルや蓄電池はリユース品を使用 ・電力自給のワークショップを各地で行う ・廃油を使用した「天ぷら油カー」専用の給油スタンドの設置(工事中) ・古い車を電気自動車化する部活「電気自動車開発部」の活動(予定) 循環ワークスは廃棄された太陽光パネルとリユースバッテリーを使用した オフグリッドシステムで工場内の全電力を賄っています。 100% Solar Powered