活動団体

自身が、子どものころに狭い世界に生きて悩んでいたこと、
夢をもって上京し、その周りの仕事を知った時、学びと社会につながりの薄さをどうにかしたいと20年近く思っていて、8年前に活動を始めました。

道はひとつじゃないこと、見た事のないものには憧れることは出来ないこと…だからリアルな社会を見る、裏の苦労や思いを知る、楽しく一生懸命に生きる大人と出会うきっかけの場を作っています。


国際的な学力調査（PISA）では、日本の生徒は学力は高くても、学ぶ意義や楽しさ、その先を感じられないという結果が出ています。
若者調査でも、自分には価値がない、将来不安という割合が高い結果で、子どもたちの学力や自己肯定感の世界と大人の入り口に課題があるのでは？と感じてきました。

新しい学習指導により、社会との繋がりを意識した学びになりつつあるが、多忙で他の業界を知らない先生方ではカバーできないよりリアルな企業や社会の教育資源を子どもたちに届けるには、通訳となるコーディネーターが必要です。
便利になり過ぎたことで、コミュニケーションの場や、頭・手を動かす場が少なくなり、社会力を育む場がない。（例：家の電話でデートに誘うことは礼儀やリスクヘッジを知る場だった、商店街でかみなりおやじやおせっかいおばさんはいなくなった）サービスを享受するばかりになっている子供や若者。

ネットですぐに答えが見つかる？実物を見たの？顔を見て話したの？
…失敗を恐れ、結果を欲しがる、頭でっかちな子どもや若者を見てきました。

そのサービスの裏を知ることで、親や先生以外の大人、リアルな技術・作法などとの出会いで、学びに向かう気持ちがアップし、社会が自分ごととなり、生きる力に繋がる、地域が好きになり、自分のことも好きになるのではと実感しています。